(No.34)西海岸風の庭を作るデザイン【前編】コンセプトと配色|東大和の外構屋が正直解説
- daisuke yoshida
- 7月20日
- 読了時間: 4分

こんにちは、正直外構屋さんです。
「西海岸風の庭にしたいんです!」——東大和でも、この相談がじわじわ増えてます。カリフォルニアっぽい、あの肩の力が抜けたおしゃれな庭。憧れますよね。
でも、ここで正直に言わせてください。
いきなり「ヤシの木とウッドフェンス」から入ると、だいたい失敗します。
なぜか。西海岸風って、アイテムを並べれば完成するものじゃないんです。土台になる**「コンセプト」と「配色」**がブレてると、どんなにいい素材を使っても”なんか違う”庭になる。
だからこの前編では、素材や植物の話の前に、まず固めるべき2つの土台を話します。地味に見えて、ここが一番大事です。具体的な素材・植物選びは後編(No.35)でガッツリやるので、順番に読んでください。
そもそも「西海岸風」ってどんな庭?
ふわっとしたイメージを、まず言葉にしておきましょう。
西海岸風(アメリカンウエストコースト/カリフォルニアスタイル)の庭は、ざっくり言うと——
「乾いた空気感」「ラフでこなれた質感」「リゾートっぽい開放感」
この3つが揃った庭です。きっちり整った日本庭園とも、華やかなヨーロッパ風ガーデンとも違う。ちょっと無造作で、でも計算されてる。あの絶妙なバランスが西海岸風です。
関連記事:アメリカンヴィレッジ風外構とは?特徴と魅力(No.36)/ カリフォルニアスタイルの外構を作るポイント(No.37)
土台その①|コンセプトを1つに絞る

最初にやってほしいのは、「どんな西海岸風にしたいか」を1つに絞ることです。
実は「西海岸風」と言っても、振り幅が広いんです。
ここを決めずに進めると、サーフ系の爽やかさとヴィンテージ系の渋さが混ざって、ちぐはぐな庭になります。これ、本当によくある失敗。
正直アドバイス:迷ったら、好きな庭の写真を3枚集めて、共通点を探すといいです。自分が惹かれてる方向性が見えてきます。
関連記事:アメリカンガレージのある家の外構デザイン(No.39)
土台その②|配色を「3色ルール」で設計する
コンセプトが決まったら、次は色です。西海岸風は、配色で9割決まると言ってもいいくらい大事。
コツは、色を3つまでに絞ること。
基本の3色構成
ベースカラー(70%) … 砂利・壁・地面など面積が大きい部分。ベージュ・サンドカラー・オフホワイトなど”乾いた色”
メインカラー(25%) … 木・フェンスなど。ブラウン系・グレイッシュな木の色
アクセントカラー(5%) … 小物・植物・サイン。ブルー、グリーン、ターコイズなどをちょい足し
この比率を守るだけで、グッとまとまります。
西海岸風でやりがちな配色ミス
正直に、ありがちな失敗を挙げます。
❌ 色を使いすぎる … 赤・青・黄…と盛ると、一気にゴチャつく。3色ルールを守る
❌ 白すぎる・新品すぎる … 真っ白でピカピカだと”無機質”に。少しくすませると味が出る
❌ 緑が強すぎる … 日本の濃い緑の庭木を多用すると和風に寄る。シルバーグリーン系を選ぶ
「乾いた色」「くすんだ色」を意識する。これが西海岸風の配色の肝です。
関連記事:西海岸風に欠かせないカラーパレットの選び方(No.38)
東大和で西海岸風をやるなら|最初に考えておくこと
コンセプトと配色が固まったら、地域の現実も少し頭に入れておきましょう。前編のうちに触れておきます。
東大和を含む北多摩は、冬の冷え込みが23区より強いエリアです。西海岸風の植物は暖地原産が多いので、「見た目だけ」で選ぶと冬に枯れます。
ここは後編(No.35)の植物選びで詳しくやりますが、コンセプト段階から「東大和の気候で再現できる西海岸風」を意識すると、後で植物選びがスムーズです。憧れの写真が暖かい地域のものなら、そのまま再現はできない——これは前提として持っておいてください。
関連記事:多摩地域の気候に合った外構・庭づくり / ドライガーデン完全ガイド(No.15)
まとめ|前編は「土台づくり」。ここを固めれば後編がラクになる
前編のおさらいです。
✅ 西海岸風=「乾いた空気感・ラフな質感・開放感」
✅ まずコンセプトを1つに絞る(サーフ/デザート/ヴィンテージ)
✅ 配色は3色ルール(ベース70・メイン25・アクセント5)
✅ 「乾いた色・くすんだ色」を意識
✅ 東大和の気候で再現できる方向性を、最初から意識する
コンセプトと配色——この土台さえ固まれば、もう半分できたようなものです。次の後編(No.35)では、いよいよ具体的な「素材」と「植物」の選び方に入ります。土台ができてる状態で読むと、選ぶ基準がはっきりして迷いません。
私たち正直外構屋さんは、東大和市を拠点に、武蔵村山・東村山・小平・立川エリアで西海岸風外構の施工をしています。「どの方向性が自分に合うかわからない」という段階でも大丈夫。好きな写真を持ってきてもらえれば、一緒にコンセプトから組み立てます。
▶ 西海岸風の庭づくり【後編】素材と植栽選び(No.35)
▶ アメリカンウエストコースト外構スタイル完全ガイド(No.33)
▶ 西海岸風に欠かせないカラーパレットの選び方(No.38)
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